ビルの「衣替え」――娘が会社を継ぎました。
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2024.09.20

施工金額	0万円（税込）
物件種別	その他
リノベーション形態	その他
リノベーション内容	屋外
居住人数	11人
家族構成	その他

築年数	37年
エリア	関西
面積	1.00㎡
施工期間	1ヵ月
構造	S造

間取り

Beforeー

Afterー

施工前の本社社屋は、ホワイトベージュ系の外壁でした。「目立たない色味で、周辺の住宅街にはよくなじんでいたんですが、リノベーションで“衣替え”して印象をチェンジできたらいいなと思って」と、会社を引き継ぐ前はファッション業界に従事していた社長様。濃色系の外壁塗装でスタイリッシュなイメージに刷新するとともに、会社ロゴとホームページのURLを配置。また、社屋1階の側溝まわりに新たにグリーンの植栽を取り入れ、やわらかい印象になるように工夫しました。

先代から引き継いだ本社社屋ビルを「代替わりにともない、衣替えするようにリフレッシュしたい」という、2代目社長様からのご要望でスタートしたリノベーション事例です。
創業37年、オーダーメイドでエレベーターを製造する企業が今回の施主様。2021年、先代にあたるお父様から事業を引き継いだ2代目は、ファッション業界からの転身。そんな新社長の想いをヒアリングする中で、「外観のみのリノベーション」を行うだけでも十分な効果がある、と判断しました。

「今回のリノベーションで一番大事なのは、地域密着型で質の高いサービスを提供したいという会社としての想いを、リノベーションの力で表現することです。本社オフィスがあるのは住宅街。そのため、地域の皆様に私どもの会社がこの地で長年根付いていることを知っていただきたい反面、できるだけ目立ちすぎずに地域になじみたい、という思いもありました」と社長様。

外観のリノベーションは、ただ単に、外壁を塗装しなおすだけではありません。新しい外壁デザインを通して、印象を刷新するとともに、従業員の方々が気持ち良く働き続けられるようにすることも大切なポイント。創業以来、時を刻んできた社屋ビルを、これからも使い続けていくためにできることを――。歴史や想いも引き継いだリノベーションとなりました。