宮島の風景と共に

登録・解除事例をお気に入りに登録しました。

施工金額 1,300万円(税込)
物件種別 マンション
リノベーション形態 持ち家をリノベーション
リノベーション内容 家全体,水まわり,居室・その他,断熱改修
居住人数 2人
家族構成 二人暮らし
築年数 25年
エリア 中国・四国
面積 83.27㎡
施工期間 4カ月
構造 RC

間取り

Before3LDK

After2LDK

今回のリノベーションは、子供達も巣立った後の夫婦の為の第二の人生の居住として豊かに安らぎを感じ暮らしてゆける場として望まれた。
具体的な要望改善として、キッチン洗面などの水廻りや玄関廻りの動線の改善。北側個室の一つをゲストルーム利用。玄関戸廻りや北側面のカビや結露の発生対策。冬と夏の室温の温度差の対策。海からの通風、電気代高騰等省エネな間取り。常に程よい距離感のある夫婦の居場所。洗濯干し場をリビングからは見えない独立した部屋干に。父や母の思い出のステンドグラスと古いテーブルの板の再利用。特に既製品のキッチンでなく自分にあう高さで古材のカンターも含めオーダーでリビングに配置。提案として、質感の豊かさと調湿性の高い床の無垢の杉板、カキ殻漆喰の壁、手透き和紙の活用。全体を一つの空間としてリビングエアコン1台で全住居の冷暖をまかなう。などご夫婦の希望をかなえ豊かな暮らしに向かってスタートされた。

世界遺産である宮島の対岸にこのマンションは立地しており、厳島神社へ向かうフェリーの往来、瀬戸内特有の四季折々の風景が望める場所にある。
築25年間住み続けたこの住戸は、子供達も巣立ち、夫婦2人で老後を暮らす工夫が求められた。

リビングを中心に開放性・素材による健康性と安らぎ空間・北と南側の温度差の解消などを一新することで、宮島の日々の情景がどの場所からもレイヤーされ、癒しや安らぎを感じる住まいが実現された。
素材として、地産地消を中心に、床は杉無垢板、中国地方の伝統工法である江津の手漉き和紙、廃棄される広島の牡蠣殻をオリジナルブレンドした漆喰塗り、古材を再利用した造作キッチンなど地域素材の活用と循環を目指した。

省エネの取り組みとして、冷暖房の冷暖気回遊、目標基準を定めた断熱性能の工夫により、冬はリノベ前と比べ、200kWh/月のエネルギー削減、夏は室内温度26〜27度をキープ。壁掛エアコン1台で住居内の温度差を無くし、夏・冬の厳しい気候に対して省エネでありながら快適性との両立が実現した。

宮島という立地環境に本来の住居内部の向上と共鳴しあえるフルリノベーションとなった。

⼿掛けたリノベーション会社

株式会社ラーバン

オフィシャルサイトはこちら

所在地 〒731-5102 広島県広島市佐伯区五日市町石内943-1
対応エリア 広島県
連絡先 082-926-4188

この会社のリノベーション事例

⼿掛けたリノベーション会社

一般社団法人リノベーション協議会

ページの先頭へ戻る

OFFICIAL ACCOUNT

  • facebook
  • Twetter