いつか向かえる日々のために、自分で動ける家づくり

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施工金額 1,400万円(税込)
物件種別 マンション
リノベーション形態 持ち家をリノベーション
リノベーション内容 家全体,水まわり,居室・その他
居住人数 3人
家族構成 二世帯・三世帯
築年数 36年
エリア 首都圏
面積 73.34㎡
施工期間 3ヵ月
構造

間取り

Before3LDK

After2LDK+WIC

長く一人暮らしだった高齢のお母様との同居に際し、介護を見据えたリノベ事例。
2つの川に挟まれ、自然が多く景観も良い下町の住宅街。
お母様が寝起きする小上がりは、川面を行く船や、遠くの飛行機までも一望できる最高のポイント。
「この家の中で一番いい部屋はここ。母には、この明るいところで過ごしてほしくて」

ご主人の仕事の都合で、ずっと社宅暮らしだったお施主様。
「ずっと母が住んできて、最後にここが残ることは考えていた。売るという選択肢もあるけれど、私たちはこの環境がお気に入り。マンションが取り壊しにならない限り、生きているうちはここに住む」
いつかやるのなら、一刻も早い方がいいと一念発起。

他社もあたる予定で打合せに臨むも、初回でReoLaboオリジナルプランのStyle-Jに決定。
「介護系に寄せ過ぎて施設みたいになるのは嫌。デザイン性も重視でお願いした」

まずは、段差をなくすことからプランニング開始。
トイレの入り口は、車椅子でも自分で用を足しにいけるよう広めに。
廊下も一般的な幅より20cmほど幅広に仕上げた。電話を二ッチに設置するなど、動線上に張り出さないつくりに。

洗面台は下部の収納を設けず、車椅子のまま使用できる。
「洗面台下の収納って、意外と大したもの入ってないじゃない?だったらもう開けちゃおうって」
車椅子だけでなく、椅子を置いて座りながらの身支度も可能。

このスペースに椅子を置く理由がもうひとつ。
「入浴時の脱衣は補助しながらになるから、本人もずっと立っていられない。着替えの際には椅子があると便利」
お父様の介護を通じて得た学びを落とし込んだバスルーム。
お風呂のドアは折れ戸ではなく、3枚の引き戸で出入り口を広く確保。ヘルパーさんが介助しながらとなると、一般的な折れ戸では狭いうえに使いにくい。

「生きているうちで最後のリノベーション。もう1回直さなきゃ、ということころはないくらい妥協無しで臨んだ。新築のマンションを買うよりも、自分たちが年を取って生活するための安心という理想形になった。予算はオーバーしたが、今考えたら良かった!しかない」

お世話をされるための家づくりではなく、車椅子になっても自分で動ける家づくりが実現した。

⼿掛けたリノベーション会社

株式会社住環境ジャパン

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所在地 〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-29-24
対応エリア 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県
連絡先 03-6860-7612

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