リビングは暗いほうがいい

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施工金額 1,347万円(税込)
物件種別 マンション
リノベーション形態 中古を買ってリノベーション
リノベーション内容 家全体
居住人数 2人
家族構成 二人暮らし
築年数 22年
エリア 首都圏
面積 77.43㎡
施工期間 3ヶ月
構造 RC

間取り

Before2LDK

After1LDK+WIC

備考

【不動産仲介・設計・施工】ゼロリノベ (株式会社groove agent)

とにかく広いLDKと、自分たちの好きな空間づくりを強く希望していたご夫婦は、もともと2LDKだった間取りを1LDKにフルリノベーション。壁はできる限り少なくし、開放的な空間に好きなテイストを散りばめました。以前の住居ではキッチンが手狭でストレスだったということで、広々と使えるゆとりあるキッチンに憧れがあった奥様はアイランドキッチンを採用。家事動線を確保しつつ、キッチンからもホームシアターを楽しめる空間をつくりあげました。
もともとLDKだった空間のバルコニー側の一等地に、あえて浴室を持ってきた「逆転の発想」のリノベーション事例です。

リビングは日当たりのいい、明るい場所につくるのが当たり前。そんな風に考えてはいませんか?この事例は、そんな当たり前をアイデアで覆しました。

食事を楽しむダイニングは、バルコニーに面した日当たりの良い窓際に。一方でお二人がたどり着いた快適なリビング空間の答えは、「暗くていい」。一般的には明るくしたい要望が多いリビングですが、あえてバルコニーと玄関側からの日差しを完全にシャットアウトしました。壁に囲まれた仄暗い世界の中につくりあげたのは、二人だけのホームシアター。プロジェクターで大きな壁に映像を投影し、趣味の映画鑑賞をゆったりと堪能することができるのは、リビングを暗くしたからこそ実現できたこと。落ち着きのある大人時間が、このリビングには流れています。

代わりにできあがったのは、眺望が良く日差しの入るサニタリーとバスルーム。バルコニー側にサニタリーとガラス戸のバスルームを配することで、サニタリー越しに景色を眺められる設計に。バスタイムを大切にしたい、お風呂でも眺望を楽しめるようにしたいという奥様の要望も同時に叶えました。

明るいバルコニーからの光が漏れ出てこないよう、試行錯誤の上で緻密に設計されたおこもりリビングのホームシアターは、ご夫婦の要望をきちんと叶えただけではありません。固定観念や常識にとらわれない、リノベーションの可能性と未来を示してくれるものでもあるのです。

⼿掛けたリノベーション会社

株式会社grooveagent

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所在地 〒107-0061 東京都港区北青山2-12-42 秀和第2北青山レジデンス705号室
対応エリア 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県
連絡先 03-6902-1941

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