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2022.09.20
施工金額 0万円(税込)
物件種別 その他
リノベーション形態 その他
リノベーション内容
居住人数 1人
家族構成 その他
築年数 3年
エリア 九州・沖縄
面積 1.00㎡
施工期間 -
構造

間取り

Before-

After-

現在、国内で販売されている畳の約8割は海外からの輸入品である。
2割の国産いぐさの内、約96%を熊本県の八代地域にて生産している。
しかし、1972年のピーク時には10400戸を超えた熊本のいぐさ農家の数も、2022年現在は346戸まで減少した。(参照元:農林水産省・特定作物統計調査より)

日本独自の建材である畳。
起源は正確には不明だが、奈良時代の畳が保存されていたり、日本最古の歴史書である古事記にも「畳」の文字が記されている記録がある。今では一般に広く普及した畳だが、昔は地位の高い人たちだけが使用した高貴な敷物だった。近年、住宅スタイルの変化などにより、畳の需要は減り続けている。(リノベーションで和室は高確率で無くなる 笑)
原材料の”いぐさ”を生産する農家は、この40年で9割以上も減少した。今後の安定供給や技術継承が厳しい現状がある。
現代ではなんだか古いイメージの畳だが、良い点が沢山ある。いぐさは天然素材であるため湿度調整、空気清浄、消臭効果など様々な効果がある。なにより住宅建材において、顔を床に擦りつける事が出来る唯一の床材である。
本製品「fromRush」は、い草本来の性能や質感を残し、オリジナルな折り柄やサイズ、使い方に新たなデザインを加えた畳のリプロダクト商品。ロール状の畳は室内だけでなく、専用ケースに入れ持ち運び公園やキャンプなど屋外でも使用できる。日本に昔からある畳の価値を再度、現代に再定義した本製品は、現在、アメリカやヨーロッパなどサスティナブルインテリアが主流の海外で人気を得ている。
「日本の文化の素晴らしさを世界に改めて広めたい。」いぐさの産地熊本でリノベーション業界に身を置く、元畳屋の三代目が挑戦し続けるプロジェクトだ。

⼿掛けたリノベーション会社

有限会社中川正人商店

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所在地 〒862-0976 熊本県熊本市中央区九品寺2-4-26
対応エリア 熊本県
連絡先 096-372-6882

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