陰影を意識した「見せるデザイン」
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2023.07.03

施工金額	1,370万円（税込）
物件種別	マンション
リノベーション形態	中古を買ってリノベーション
リノベーション内容	家全体
居住人数	5人
家族構成	ファミリー

築年数	42年
エリア	九州・沖縄
面積	86.10㎡
施工期間	3ヶ月
構造	鉄筋コンクリート造

間取り

Before3LDK

After2LDK＋S

福岡で「オトナが選ぶ街」として人気のあるけやき通りには、築年数を経たリノベ向きヴィンテージマンションが多数あります。街全体で統一感あるエリアですが、マンションの専有部内は築41年相当に劣化していました。

解体できない梁の存在自体がデザインとなるよう、プランニング段階から意識した現場です。マイホーム購入（リノベーション）が2回目となるお客さまでしたので、スムーズなお打ち合わせをすることができました。

築古マンションならではの大きな梁など、存在感をなくすことができないパーツについては、陰影を意識した「見せるデザイン」で仕上げています。さらに、将来の経年変化を楽しめるよう、無垢材のフローリングを選定。本宅のアイコンにもなっている洗面のタイル、玄関部の艶ありモルタルなど存在感のある素材を活かしつつ、グレーシュのクロスをベースに統一感を維持したコーディネートを実現しました。

それでも、同エリアの新築と比較して半額程度のコストで、自分らしい暮らしの場が完成したことがお客さまにとって最大のベネフィットかも知れません。