家族をつなぐ、おかえりカウンター
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2025.09.05

施工金額	1,300万円（税込）
物件種別	マンション
リノベーション形態	中古を買ってリノベーション
リノベーション内容	家全体,水まわり,居室・その他
居住人数	3人
家族構成	ファミリー

築年数	39年
エリア	関西
面積	76.61㎡
施工期間	2ヶ月
構造	鉄筋コンクリート造

間取り

Before3LDK

After1LDK+S

大阪からほど近い、奈良県生駒市にあるひな壇型のマンションの一室。Tさん家族は約46平米の広さがあるルーフバルコニーが気に入り、この部屋を買うことに決めました。せっかくの眺望が活かされず、暗い印象だった室内に明るさと開放感を取り込むことを第一優先に、リノベーションの打ち合わせが始まりました。

ラワンや大谷石を使いたい、キッチンタイルの目地はオレンジ…など、あらかじめイメージをたくさんお持ちだったTさん。それらを室内に散りばめながら、76平米をのびのびと使ってプランニングしました。
特徴的なのは玄関に入ってすぐの小さな開口。パントリー越しにキッチンにつながっていて、帰宅するとすぐにキッチンから「おかえり」を言える、通称"おかえりカウンター"が、家族をつなぎます。もとは回遊動線を作ることを検討していましたが、使い方を考えていくうちに、「開口部だけでいいんじゃない！」とこの形に。
一見すると変わった開口ですが、小さなアイデアが家族の思い出のシーンを作るのは、とことん暮らしに合わせて作れる自由設計のリノベーションならでは。きっと、ここから「行ってきます」「おかえり」を言い合うシーンが、家族の思い出の一つとして残ることでしょう。