リノベーションコラム

庭のリノベーション

2020.11.16
  • 持ち家
  • 持ち家 エコ
  • 持ち家 デザイン
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住まいのリノベーションとは、建物のリノベーションだけのことと思っていませんか?住まいとのつながりやバランスの調和がとれた庭があって初めて素敵な住まいが完成します。

庭は単体で楽しむものではなく、暮らしに溶け込んだものでなければいけません。庭も日々の暮らしを豊かにするひとつのお部屋として考えましょう。

季節の移り変わりを感じ、身近に自然を感じる・・そんな庭づくりのポイントをご紹介します。

『居心地の良い庭をイメージしましょう』

庭づくりのスタートはイメージつくりです。ガーデニングを楽しむ庭、家庭菜園、バーベキューができる庭、子供・ペットがのびのび遊べる庭、のんびり読書する庭、手入れが楽な庭、雑木林のような庭・・・・道路からのアプローチや駐車場、防犯や草むしりなどのメンテナンスも視野にいれて自分らしい庭をイメージしてみてください。

『3つの外構スタイル』

・オープンスタイル:塀やフェンスなどで庭を囲まない開放感のあるスタイル。庭を広く使うことができコストも抑えられます。プライバシーに配慮が必要です。

・セミオープンスタイル:門柱、塀、フェンスなどで部分的に道路や隣地との境界を作るスタイル。開かれた部分とプライバシーを配慮した部分を程よく実現できます。

・クローズドスタイル:門柱、塀、フェンスなどで庭を完全に囲んでしまうスタイル。プライバシーは高く、重厚感がでます。コストがかかるのが難点。

『木陰が心地よい雑木の庭づくり』

庭木を植えると枝葉が直射日光を遮り、そして葉からの蒸散により気化熱で地表と温度差ができることで日陰側に下降気流が流れます。それが涼風を庭に導いてくれます。

夏の気温を下げるために、南側植栽は家やデッキに近い位置を中心に高さ5~6m、枝葉3m程度の樹木を1本植えるだけで軒下から外側へと連続した木陰をつくり冷却効果が生まれます。

玄関アプローチにも雑木を植えて木陰をつくりましょう。外周付近は低い常緑樹を中心に植えるのがおすすめです。

一般社団法人リノベーション協議会

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