地方空き家、これからのかたち
事例をお気に入りに登録しました。
事例をお気に入りに登録しました。
施工金額 | 2,100万円(税込) |
---|---|
物件種別 | 戸建 |
リノベーション形態 | 中古を買ってリノベーション |
リノベーション内容 | 家全体,水まわり,居室・その他,屋外,耐震補強,断熱改修 |
居住人数 | 1人 |
家族構成 | 一人暮らし |
築年数 | 36年 |
---|---|
エリア | 東海 |
面積 | 98.95㎡ |
施工期間 | 3ヶ月 |
構造 | 木造 |
間取り
Before4LDK
After2LDK
⼿掛けたリノベーション会社
この会社のリノベーション事例
-
洗練された北欧シンプルモダン【中古住宅リノベーション】
株式会社アルフレッシュ
2019.08.09
- 戸建
- 中古を買ってリノベーション
- ファミリー
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
- 屋外
- 耐震補強
- 断熱改修
-
DIYが楽しめるインダストリアル【住宅購入リノベーション】
株式会社アルフレッシュ
2017.10.01
- 戸建
- 中古を買ってリノベーション
- ファミリー
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
-
築24年の実家をバックヤードのある広々LDKにリノベーション
株式会社アルフレッシュ
2024.08.02
- 戸建
- 持ち家をリノベーション
- ファミリー
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
- 屋外
-
新たな暮らしの装色を施した築19年の持ち家リノベーション
株式会社アルフレッシュ
2024.07.25
- 戸建
- 持ち家をリノベーション
- ファミリー
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
- 屋外
-
仲間が集まる男前ヴィンテージのLDK【平屋リノベーション】
株式会社アルフレッシュ
2023.05.27
- 戸建
- 持ち家をリノベーション
- 二人暮らし
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
- 断熱改修
-
日常から解き放たれて心からくつろげる実家リノベーション
株式会社アルフレッシュ
2024.07.19
- 戸建
- 持ち家をリノベーション
- 一人暮らし
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
- 断熱改修
-
ユニークな間取りを最大限有効活用した平屋
株式会社アルフレッシュ
2023.08.28
- 戸建
- 中古を買ってリノベーション
- ファミリー
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
- 屋外
- 断熱改修
-
どこか懐かしくて実家みたいな北欧ヴィンテージ×和モダンの家
株式会社アルフレッシュ
2023.08.31
- 戸建
- 中古を買ってリノベーション
- ファミリー
- 家全体
- 水まわり
- 居室・その他
- 断熱改修
⼿掛けたリノベーション会社
引っ越し好きで、家具を極力持たずに国内外拠点を変えて暮らしていたU様。「気ままな1人暮らしだけど、老後はどこに住もうか?」と思い始めた頃より中古戸建を購入してリノベに興味が湧き、当社セミナーに参加。ヴィンテージ愛好家で、中古戸建リノベは自然な選択だった。
実家のある市内で通勤圏内の条件で見つけたのは、築36年の2階建住宅。当時居住中の売主様が大切に住まわれている物件をU様が引き継がれた。新耐震基準の木造住宅は低断熱で、物件購入+リノベの予算総額から1階で生活が完結できるよう「ゾーン断熱」し、多忙な平日を効率良く回せるワンルーム動線を目指した。階段や廊下をLDKに取り込み、扉レスの洗面室での身支度もスムーズ。リビングの階段下小上がりのヌックはワークスペースで、外出しなくとも自宅で仕事が捗る。小さな書庫の明かりを灯すと蒐集品が映え、想い出とともに旅心がくすぐられる。
昨今の単身世帯増加により、当社でも「おひとりさまリノベ」の相談が急増している。地方は都市部に比べ、立地や築年数など希望条件に近い中古戸建が比較的手頃に購入できることから、それらは全て「戸建おひとりさまリノベ」である。
三重県の空き家は約14.3万戸 と全国平均より高い水準にあり、空き家対策は急務といえる。かつては「結婚したら戸建てを買う」のが人生定番コースのような既成概念があったが、単身でも自らの拠点を持つという価値観が定着してきた今、マキシマリズムを愛するおひとりさまにとって、手狭なマンションではなくゆとりの中古戸建を購入して自分らしい暮らしをリノベーションで叶えるということは、地方だからこそ実現できる自由で豊かな選択なのではないか。
そぎ落とされた機能美=ミニマリストの暮らしにフィットした都市がある一方で、都市のような便利さや刺激とはまた違った“自分のペースで生きる”“More is more”という豊かさが地方には在る。暮らしを主役にできるのが地方。時間にも空間にも余白があるから、おひとりさまが厳選した愛すべき物を“所有して、楽しむ”ことができ、さらにリノベーションで、物を飾るためのスペースや世界観にもこだわった誰にも邪魔されない自分だけの城が完成する。
このような「単身世帯×空き家活用」がこれからの地方戸建リノベの新たなスタンダードになるのではないかと思う。