リノベーション時、内装デザインやインテリアに目が行くが、エクステリアや庭づくりは後回しにしてしまいがち。「庭は家が完成してからやる」「外構は後で考える」という方も多い。しかし、リノベーション前に検討しておいた方が良い。

特に戸建てリノベーションの場合は、外構のイメージや希望をリノベーション会社に伝えておいた方が良い。エアコンなどの室外機が外に置かれることになるので、後でカーポートや庭を作ろうとした時に悩みの種になることも少なく無い。後でウッドデッキをつくって、ここにテラスドアがあったら良かったと後悔をする人もいるだろう。

リノベーション会社に伝えるポイント

家庭菜園がしたい、芝生がほしい、ウッドデッキでBBQを楽しみたい、ガーデニングを楽しみたい、庭で子供が遊べる場所がほしい、カーポートや物置がほしいなど、希望を伝えよう。
全てのリノベーション会社がエクステリア、外構工事もしているというわけではない。別の会社に依頼する必要もあるが、リノベーション会社が紹介してくれる場合もある。
建物の内装デザインやインテリア、工事内容を打ち合わせするのと同時進行でエクステリア、外構工事の打ち合わせも進めることが、失敗しないポイントだ。

地面をどうするか決める

家庭菜園やガーデニングを楽しみたい場合は、土の入れ替えが必要なケースもある。カーポートや物置が欲しい場合は、コンクリート工事が必要だ。これらをリノベーション工事が終わって引っ越しをしてからやるとなると、なかなか落ち着かないので引っ越し前に完了させる方が良い。芝生にしたり、砂利を敷き詰める場合も引っ越し前にしておこう。

費用も事前に検討する

建物のリノベーションの工事費用とは別に、エクステリア・外構工事にも費用がかかる。建物が完成してから検討する場合、予算がなくなってしまったという人もいる。予算がなくなってしまった、お金をかけたくない場合は、お金がたまってから工事を依頼するのも手段のひとつだ。

自分でできることはDIY

レンガを敷き詰めてアプローチをつくったり、レンガや丸太で花壇をつくったり、自分でできることはDIYして楽しんでいる人も多い。どこまでをエクステリアの会社に頼んで、どこから自分でやるかも検討しておくと良いだろう。