窓廻りを装飾的に演出することをウインドウトリートメントと言います。カーテンやブラインド、障子などによって室内外ともに窓を美しく演出するだけでなく外の光を調節したりプライバシーを保護したり、断熱の効果などもあります。
最も多い手法です。好みのファブリックを使用することでインテリアイメージを高めるだけでなく、厚手のドレープや薄手のレースを使い分けることで断熱、防音、遮蔽などの機能性も兼ね備えています。通常のカーテンとは反対に無地のドレープを窓側に、カラーレースや刺しゅう入りレースなどを室内側に設置することで昼間も夜も楽しめるカーテンになります。カーテンレールを天井付近の高い位置に設置しカーテンの縦の長さを強調するのもいいですね。海外では天井が高いこともあり窓より高い位置からカーテンをつるすことも多いです。
ブラインドには横型と縦型(バーチカルブラインド)があります。横型ブラインドはアルミ素材のものだけでなく木製のブラインドも人気です。木製ブラインドは温かみのあるインテリアを演出できますが、重量があるため大きな窓や上げ下げが頻繁な窓にはあまり適していないかもしれません。一般的な羽(スラット)の幅は15mmや25mmですが幅の広いタイプ(50mm)のアルミブラインドもあります。操作性もよくスタイリッシュな空間を演出できます。
バーチカルブラインドは大きな窓に最適です。縦にラインがでるため窓が大きく見え開放的な空間が生まれます。またカーテンのように左右に開閉するのでベランダ等への出入りも容易です。モダンなインテリアイメージにはお勧めです。
ハニカムスクリーンは断面が六角形のハニカム(ハチの巣)が並んだちょっと変わったデザインが特徴です。この六角形の空洞が空気の層となり断熱性、保温性をUPさせます。形状が似ているものにジャバラ状(扇子のような形状)に生地が折りたたまれて上下に開閉するプリーツスクリーンがあります。ともに脇のチェーンで上下に上げ下げするタイプなので風を通すときなどは上げる必要があります。
装飾性と機能性を考えたウインドウトリートメントを一新することでお部屋のイメージを変えプチリノベーションしてみませんか。
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