リノベーションコラム

間取りを考えるヒケツ

2019.12.28
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収納はたっぷり欲しい!でもリビングも広くとりたい!リノベーションをする時に最もよく聞かれる要望です。限られた空間のなかで要望をかなえるには間取りの工夫が必要です。〇LDKなどにとらわれない自分の生活にあった間取りを考えてみませんか。

「ウォークインクローゼット」

プライベート空間である寝室から洗面室などのサニタリー空間へは直接行き来できた方が便利です。またウォークインクローゼットは寝室に隣接して配置することが多いですよね。となると、寝室に隣接した2つの空間はひとつの動線でつなげると使い勝手がよくなります。空間を効率よく利用しサニタリーからウオークインクローゼットを経由して寝室へつながる回遊動線にするととても便利です。洗濯乾燥から収納、着衣までをスムーズに行うことができます。

「和室」

リノベーションで和室をつくることは少ないかもしれません。むしろあまり使っていない和室をなくしてリビングを広げたり洋室にすることのほうが多いかもしれませんね。しかし和室は配置しだいでその時の使い方に応じてどんな部屋としても使うことができます。リビングの隣室ではなく、玄関からリビングまでのつなぎの空間として配置すると広めのリビングとしてもよし、扉を閉めて寝室にしてもよし、玄関から直接お客様をお迎えする部屋にしてもよしと、しっかり活用できるスペースになります。

「廊下」 

プランニングの際はできる限り廊下を少なくするように考えることが鉄則です。しかし集合住宅やもとの間取りによっては難しい場合もあるかもしれません。それなら廊下を作りながらも移動空間としてだけでなく、ほかの用途をもたせることで暮らしのなかにゆとりをつくり出せるのではないでしょうか。廊下と居室の壁を建具に変えることで部屋の広がりができたり、廊下の壁一面を本棚にすることで収納としての空間を兼ねることもできます。

部屋と部屋とのつながりや配置を工夫することで、いくつかの用途として利用できる空間になります。間取りを考える際にぜひ工夫してみてくださいね。

一般社団法人リノベーション協議会

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