家は長い時間を過ごす場所。だからこそ、リノベーション後に満足できる仕上がりになっているかどうかが重要です。実際に暮らしてみることで、初めて気付くこともあるかもしれません。アフターサービス保証が充実している会社を選ぶことは、「理想どおりのリノベーション」を実現するうえで非常に大切なポイントと言えます。
アフターサービス保証の充実は、「施工力に対する自信の裏返し」と言ってもいいかもしれません。信頼できるリノベーション事業者は、お客様のライフスタイルや好みを汲みとって綿密なプランニングを行い、高い施工力によって理想のカタチを実現します。自社の施工品質が高いからこそ自信を持って責任のあるアフターサービス体制を整備し、お客様の不安解消に努めているのです。
アフターサービス保証に関する疑問は、後々のトラブルを防ぐためにも必ず施工前に解消しておくことをおすすめします。事業者側から明確な説明がないようなら、できるだけ詳細にヒアリングしておきましょう。聞いておいて損をするということはありません。
アフターサービス保証内容は、「保証書」に記載されています。とくにしっかり確認しておくべき項目は、アフターサービスに含まれる「保証範囲」と「保証期間」の2つ。一般的には「建物構造そのものの不具合や欠陥」に対する保証期間がもっとも長く、そのほか給排水の配管や内装の仕上げなど、部分ごとに保証の内容が決められています。「躯体部分は10年」「給排水配管は3年」といった文言をチェックしておいてください。
なお、リノベーション事業者が加盟する団体によって独自の品質基準や保証基準を設けているケースも多いため、事業者選びの際はそれらも含めて確認が必要です。
リノベーションを行うにあたって、どうしても万が一の事態に備えておきたい場合は、「リフォームかし保険」を活用するという選択肢もあります。
リフォームかし保険はリフォーム時の検査と保証がセットになった保険制度のことで、住宅かし保険に登録している事業者による施工が対象となります。施行中や工事完了後に、建築士(第三者検査員)による現場検査が行われるため、より質の高い施工が保証されるという仕組みです。
施工後に欠陥が見つかった場合に無償で対応してもらえたり、万が一事業者が倒産した場合には家主から保険法人へ直接保証金を依頼したりすることが可能になります。
お金も時間もかけて行うリノベーションは、信頼できる事業者を選ぶことが何よりも大切です。施工前のヒアリングや見積もり対応の良し悪しが大前提とはなりますが、事業者選びの基準のひとつとして、アフターサービス保証が充実しているかどうかをチェックしてみましょう。
リノベーション住宅推進協議会の会員企業は、高い施工品質と充実のアフターサービス保証によって満足度の高い仕上がりを実現しています。依頼する事業者を決めかねているようでしたら、ぜひ当協議会の会員企業のなかから検討してみてください。
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