リノベーションコラム

電気、ガス、灯油、エネルギーは何がいいの?

2018.11.22
  • 持ち家 エコ
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リノベーション時、給湯器は灯油からガスに、調理器はガスからIHクッキングヒーターにするなど、暮らしで使うエネルギーを変える人も多い。エネルギーを選ぶ基準は人それぞれで、光熱費を削減するために変える人、小さい子供がいるから安全なものに変える人、認知症の人と一緒に暮らしているから安全なものに変える人、地球に優しいエネルギーかどうかで決める人もいる。エネルギーと言えば電気・ガス・灯油だが、今は購入するエネルギー会社も選べる時代。ここではエネルギーを購入する方法や、どんな選択肢があるのかなどお伝えしよう。

電気


電力会社から買う、太陽光発電システムで自家発電をするという方法がある。
電力会社から買う場合、昔は地域にある大手企業から購入するしか方法が無かったが、今は多くの電力会社から選ぶことができる。企業によって発電方法も様々で、原子力発電でつくられている電気を買うか、風力発電でつくられた電気を買うかなども選択する際の検討材料になるだろう。電力会社が、どうやって電気を作り出しているかなどは、インターネットで調べると知ることができる。

ガス


家庭で使われているガスは大きく分けると2種類。製造所でつくられたガスを各家庭に供給される都市ガスと、ボンベに入っているプロパンガスだ。都市ガスは事業者によって天然ガス、LPガスなど原料がさまざま。天然ガスはCO2排出量が少なく、環境にやさしいエネルギーとなる。

灯油


灯油は石油(原油)を精製してつくられている。灯油を販売している事業者から買ったり、ガソリンスタンドで買うのが一般的。

薪と木質ペレット


木を切ってそのまま使う薪と、森林を育成する過程で生じる間伐材などを原料として取り扱いやすい燃料にした木質ペレットなどがある。木質ペレットは大きくわけて3種類あり、樹皮を含まない木質部を主な原料としたホワイトペレット、樹皮を主な原料としたバークペレット、丸太を原料としてつくるなどした全木ペレット(混合ペレット)に分類される。木質ペレットは、ペレットの販売店やホームセンター、通販サイトなどで買うことができる。

暮らしで使う主なエネルギーは上記だが、最近はバイオエタノールを燃料とした暖房や、地熱を利用した発電、雪を利用した冷房、水素燃料などもある。まだ一般的なエネルギーではないが、今後はさらに選択肢が増えることが予測される。

一般社団法人リノベーション協議会

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