リノベーションコラム

和室はどうする?和室を洋室に or 和室を残す

2018.11.27
  • 持ち家 デザイン
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和室を無くして洋室にするケースが多いが、和室を残すという選択をする人もいる。最近は和室がある家の方が珍しく、和室をなくすのはもったいないと考えるリノベーション企業もある。新築を建てる人でも何割かは「和室は絶対ほしい」と考えているようで、本格的な和室を希望される方も少なくない。

どんな理由で和室を残すの?


人によって和室を希望する理由は違うが、下記のような声もあったので参考にすると良いだろう。
実家に和室があったから和室のある家に住むのが当たり前と思っていた、祖父母が泊まりに来る部屋として和室が欲しい、仏壇を置く間として和室を残したい、子供の遊び場として和室が欲しい、柔道をやっているので練習する場所として和室が欲しい、旅館のように宴会する場として広い和室が欲しいなど。転んで怪我をしないか心配な年齢の子供がいる場合、和室の畳はやわらかいので転んでも安心という理由もあり、子供の遊び場として和室を希望する人も少なくない。

和室を残す場合


和室を残すという選択をした場合、今後考えられるメンテナンスは以下となる。

たたみの表替えや裏返し


たたみは数年経過すると、日に焼けて変色したり、表面が擦り切れてしまうなど傷んでしまう。定期的なメンテナンスが必要になるが、その時に耳にするのが「たたみの表替え」と「たたみの裏返し」「たたみの新調」という言葉だろう。
たたみの表替えとは、たたみの表面を覆っているイグサを折り合わせた部分を剥がして、新しく貼り直すこと。
たたみの裏返しは、イグサを折り合わせた部分を裏返して使用すること。たたみの新調とは言葉の通り、新しく買い替えることである。

襖の貼り替えなどのメンテナンス


襖がある場合は、襖紙の貼り替えをするが、最近ではDIYで襖紙を貼り替える人もいる。
他にもフレーム(枠)を交換したり、引き手を変えるなどある。

障子の貼り替えなどのメンテナンス


障子紙も貼り替えが必要となるが、貼り替えをするタイミングは、紙がやぶれてしまった、変色してしまった時など。最近では紙ではなく破れにくい素材でできた障子紙もあるので、小さな子供がいる家庭の場合などは選択肢の1つだ。

洋室に変えたが和室に戻したいという場合、和室に戻すにはとてもお金がかかる。和室を洋室に変える場合は、将来の暮らし方を検討した上で決めると良いだろう。

一般社団法人リノベーション協議会

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