リノベーションコラム

DIYでどこまで自分でやる?プロにお願いした方が良い点

2018.12.03
  • 持ち家 工事
main_point_detail

壁紙を自分で貼ったり、塗装したり、DIYは楽しい。最近では間取り変更や、大掛かりな工事もDIYでチャレンジする人も多いが、安易に変えてしまうと大変なことになる可能性もある。

間取りの変更は注意が必要


室内の壁を壊す場合は、注意が必要だ。建物によっては、耐震性能を確保するための必要な壁の可能性もある。

その柱は、建物を支える重要な柱かもしれない


他にも柱が邪魔だから切ってしまいたいという時も注意が必要だ。建物を支える重要な柱の可能性もある。重要な柱が1本無くなるだけで、耐震性能どころか建物自体がとても不安定なものになってしまう。

換気口を塞ぎたいとき


壁をスッキリ見せるために、壁にある換気口を塞いでしまう事例もあるが、換気口は室内と外の新鮮な空気を入れ替えするためについているもの。塞いでしまうと空気の入れ替えが行われないことになる。特に高い気密性を保つ建物の場合は、危険だ。塞いでしまった場合、あっという間に室内の二酸化炭素濃度が高くなってしまう。

巾木をなくしたい


巾木(幅木)のデザインが気に入らないから、無くしてしまう人もいる。巾木はデザインのためというより、役割があって存在する。壁と床の間には、わずかな隙間があり、それを塞ぐために巾木が存在するのである。無くしてしまうと隙間風が入ってきたり、ほこりやゴミがたまりやすい場所となってしまう。

他にも1つ変えてしまうだけで、大変な問題が起きてしまう可能性もある。基本的には、存在しているものには理由があると考えた方が良いだろう。何かを無くしたい場合、思いっきり変えたい場合などは、プロに相談した方が良いだろう。

DIY +プロという新しい形


最近では、DIYする時に工務店等と一緒に行うケースが増えてきている。プロに相談したり教えてもらいながらDIYを楽しめる。安心・安全な方法なので、大掛かりなDIYをする場合には検討してみると良いだろう。

一般社団法人リノベーション協議会

ページの先頭へ戻る

OFFICIAL ACCOUNT

  • facebook
  • Twetter