リノベーションコラム

オフグリッドな暮らし

2018.12.11
  • 持ち家 エコ
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オフグリッドとは、送電網(グリッド)を切る(オフ)という意味で、主に電力会社に頼らず電気を自給自足する暮らしのことを言う。そのような暮らしを実現できる住宅を、最近ではオフグリッドハウスとも呼ぶ。

具体的にどんな暮らし?


一般的に太陽光発電を設置する場合、電力会社と送電網でつなぎ電気を売ったり買ったりする。これを売り買いせずに、発電した電気は暮らしで使いつつ蓄電池に貯めるなどし、夕方以降は蓄電池に貯めた電気を利用して暮らす。最近ではオフグリッドという言葉をもっと広い意味でとらえ、できるだけ自給自足できる生活の仕組みをつくっている人もいる。暖房を薪ストーブにしたり、スーパーで食料品を購入するのを減らすために米や野菜などを育てながら暮らしたり、ニワトリを飼ってる人もいる。

オフグリッドのメリット


電力会社と売り買いが無いので、電気代がかからない。停電時にも電気を使うことができるので、災害時にも強いとも言える。

オフグリッドハウスにリノベーション


オフグリッドハウスにするためには、太陽光発電さえ設置すれば良いというわけではない。太陽が昇っている時間、日照時間は変えられないので、太陽光発電で得られる電力は限られている。その限られたエネルギーで暮らすには、暮らしで必要となるエネルギー量を減らすのが、オフグリッドハウスへの近道だ。
オフグリッドハウスは、省エネ住宅・エコハウスが基本となる。その上でエネルギーの自給自足ができる仕組みを取り入れているのが現実的だ。

最近では、オフグリッドハウスを提供できるように研究している企業もある。現在、オフグリッドハウスに暮らしている人達は、いろんな方法でその暮らしを実現している。今すぐオフグリッドハウスにしたい場合は、インターネットで検索してみるとヒントが見つかるだろう。

一般社団法人リノベーション協議会

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