電気代や灯油代、ガス代など光熱費を減らしたいと考える方も多いが、電気、灯油、ガスなどは暮らしに必要不可欠なもの。暮らしで必要なエネルギーを減らさないことには、光熱費は減らない。寒いのを我慢して暖房をつけずに暮らす方もいるが、我慢せずに光熱費を減らす方法がある。暖房や給湯などの設備機器や家電を省エネなものに変えるか、家全体の断熱性能を上げるかだ。
暖房や給湯などの設備機器は、10年前とは比べものにならないほどエネルギー効率の良い製品が販売されている。現在販売されている製品の中でも省エネ性の高い製品を、年間の電気料金(目安)で比較しているカタログがある。この中から選ぶのも1つの選択肢だ。
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/more/
光熱費は「電気代:何円」「灯油代:何円」「ガス代:何円」と一括で請求書が送られてくるので、具体的に何に使っているか見えづらい。どの家電や設備機器が光熱費が高くなってしまう原因なのか、わからないだろう。原因を明確にしたい場合、うちエコ診断を受けてみるのも一つの手だ。
うちエコ診断とは、家電や設備機器は何を使っているのか、どんな暮らし方をしているのか伝えるだけで、省CO2、省エネ対策をアドバイスを聞ける制度だが、この診断で光熱費が高い原因となっている製品や暮らし方がわかる。
うちエコ診断について:環境省
https://www.uchieco-shindan.go.jp/jushin/about.php
買い換えの他、使っている家電や設備機器を減らすという方法もある。冬に電気カーペット、電気毛布、電気ストーブ、こたつなど、温める製品を多く使っている場合だが、それらを減らすとなると寒さを我慢して暮らすことになる。建物の断熱性能が低いことが原因なので、この場合は断熱リノベーションなどで家全体の断熱性能を向上させることが光熱費削減の近道だ。
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