全面フローリング、開放的な部屋、広々とした庭などが特徴的なアメリカンスタイルの家は、そのおしゃれさが魅力です。畳や障子のある和風の家も趣がありますが、近年はアメリカンスタイルへとリノベーションを行う方も増えてきています。今回はそんなアメリカンスタイルのリノベーションについてご紹介します。

アメリカンスタイルのリノベーションの特徴

アメリカンスタイルのリノベーションを行うときは、アメリカの家や、アメリカ風のカフェ・レストランの外装や内装を参考にするといいでしょう。以下に「こんな特徴があればアメリカらしさが出る」というポイントをまとめてみました。

高い天井と広い部屋で開放感を

高い天井で広々とした部屋がアメリカンスタイルの特徴です。縦にも横にも広い部屋には開放的な雰囲気が漂います。リビングなどをリノベーションする場合は、2つの部屋を1つにまとめてみるのもいいかもしれません。天井へ設置するライトにもこだわってみてください。

梁や柱は隠さず使う

梁や柱をカラーリングして、インテリアの1つにしてしまうのもおしゃれなアメリカンスタイルです。鉄骨などをそのまま使用すれば、一気にヴィンテージ感が増して、昔のアメリカの雰囲気が出そうです。ヴィンテージ小物と合わせるとさらに良いでしょう。

赤や水色、黒などはっきりした色使い

壁や家具など、はっきりした色を使うとアメリカらしさが出ます。逆に黒やダークブラウンなどシックな色使いをすれば、ヴィンテージなアメリカを演出することもできるでしょう。

アメリカンスタイルのリノベーションの種類

一口にアメリカンスタイルといっても、イメージする時代や場所によってさまざまなスタイルがあります。今回は代表的なものを4つご紹介します。

(1)カントリースタイル

開拓時代のログハウスを思わせる木材を基調としたスタイル。例えるならピーターラビットの家のような雰囲気です。

(2)西海岸スタイル

海が近いアメリカの家では、天井にファンがあったり、サーフボードが立てかけてあったり、観葉植物が置いてあったりします。このような海のイメージを持つのが西海岸スタイルです。

(3)ポップスタイル

赤や黄色など、はっきりした色使いが特徴のポップスタイル。子供部屋に取り入れたら毎日楽しく過ごせそうです。

(4)ヴィンテージスタイル

黒やダークブラウンを基調とし、年季の入ったような家具や小物を取り入れるのがヴィンテージスタイルです。シックでかっこいい大人に雰囲気が漂います。

アメリカンスタイルのリノベーションをするには？

ここまで、アメリカンスタイルのリノベーションの特徴や種類についてご紹介しました。では実際にどのようにリノベーションを行っていくかですが、方法は大きく分けて2通りあります。

自分でリノベーションをする

最近では、大掛かりなリノベーションでも自分で行う方が増えてきました。壁や床を張り替えたり、棚などを取り付けたりと、自分でも和風な家をアメリカンスタイルへと変えることができるでしょう。どのようなリノベーションをするかにもよりますが、道具などは100均やホームセンターでも揃えることができます。家具やインテリアは、実際にアメリカで購入したものを使うという方もいるそうです。

業者に依頼する

自分ではなかなかリノベーションを行う時間がないという方や、自信がないという方は、業者に依頼してやってもらうのが良いでしょう。業者に頼めば、短時間できれいに仕上げてもらえます。また、プロフェッショナルならではの目線で、アドバイスをくれるかもしれません。リノベーションの規模によって費用は異なるので、一度リノベーション業者に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はアメリカンスタイルのリノベーションについてまとめてみました。一口にアメリカンスタイルといってもいくつか種類があり、それぞれに異なる特徴があります。どれもおしゃれで素敵なものばかりなので、ぜひあなたの家のリノベーションにも取り入れてみてはいかがでしょうか。