リノベーションをDIYでするメリットや注意点は？

2018.08.10

DIYは、Do it yourselfの略語として定着し、近年広まりを見せています。さらに日曜大工だけではなく、リノベーションをDIYで行う人が増えてきました。そこで今回は、リノベーションをDIYですることのメリットや注意点についてまとめました。

自身でリノベーションをすることのメリット

リノベーションをDIYで行うと、業者に頼まない分費用を安く抑えられるというメリットがあります。このセルフリノベーションは、週末などの時間があるときにコツコツと少しずつ行うことできるので、有意義な趣味のひとつとして楽しむことができます。セルフリノベーションには特別な資格や経験などはいりませんし、「こうだったら便利なのにな」という部分を自由にカスタムできるのも魅力です。また、自分でリノベーションを行うと知識や経験を積むことができます。

DIYの基本は、実際に家具を作るなどして自分の生活を変えていくことです。継続してセルフリノベーションを行うことで、経験を活かしてより効率的なリノベーションができるようになるでしょう。リノベーションで使う道具は、100円ショップやホームセンターなどで購入することができますし、リノベーションの方法がわからないという方は、ほかの方のセルフリノベーションを参考にすることができます。

最近は、オリジナルのセルフリノベーションを行っている方がたくさんいます。インターネットで検索してみると、手順などを細かく説明したブログなどを見ることができます。またYouTubeに動画として、リノベーション方法を紹介している方もいるのでチェックしてみるとよいかもしれません。情報やアイデアの豊富さはセルフリノベーションならではでしょう。

業者を利用したリノベーションのメリット

リノベーション業者に頼むと、豊富な経験でさまざまな提案をしてもらえます。さまざまな経験をしてきた業者だからこそ知っている、自分では思いつかなかったようなアイデアなどをすすめてくれることもあります。また、業者に頼めば寸法が合わなかった、完成予定図とは違ったものができてしまったということも避けられますし、素人がやるよりも仕上げがきれいになります。自分の思い描く理想を業者さんとうまく共有することができれば、たしかな技術でリノベーションを行ってもらえるでしょう。

さらに専門の機械や道具などを使って、短時間でリノベーションを終わらせてくれるのも嬉しいポイントです。今すぐリノベーションしたいという希望があるなら、業者に依頼した方がよいかもしれません。セルフリノベーションでは、使用する道具や木材の素材にまでこだわるのはなかなか難しいかもしれませんが、業者に頼めばそういった細かいところまで考えてくれます。このように業者にリノベーションを頼むとアイデアや仕上がり・時間・素材などといった面から最適な提案をしてくれます。

リノベーションの際に注意したいポイント

大掛かりなリノベーションをDIYでやるのにはリスクがあります。たとえば、天井を高くする、壁を壊して部屋を広くするなど、家の構造に関わる部分のリノベーションをしたい場合は、勝手に作業を始めると家を支えている大事な柱まで壊しかねません。リノベーションでは一度不要な柱を壊して取り除いたりもしますが、どこまで壊してよいのかを把握しておく必要があります。また、危険な電気工具などを使うこともあります。きちんと防具なども揃えなければ、怪我をしてしまう危険もあるので注意が必要です。

マンションでDIYを行う場合は、マンションの管理規約に抵触しないように気をつける必要があります。構造や間取りを変えるレベルのDIYを行うのであれば、管理組合に問い合わせておくと安心です。

このように知識面や安全面から、セルフリノベーションにはリスクが伴うこともあります。もしも自分だけでリノベーションを行うのは不安だという場合は、リノベーション業者に相談するようにしましょう。