リノベーションコラム

倉庫のリノベーションが人気!その使い方とは

2018.09.19
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近年では、倉庫のリノベーションが人気を集めています。倉庫は広々とした空間を活かして、個性的な自宅や店舗など、さまざまな用途でリノベーションが可能です。

この記事では倉庫を使ったリノベーションを検討している方に向けて、倉庫を使ってどのようなリノベーションができるのか、費用の相場はどれくらいで、押さえておきたいポイントはどのようなことがあるかをご紹介します。

さまざまな使い方が考えられる倉庫のリノベーション

倉庫には下記のような多様なリノベーション手段があります。

(1)自宅にする
(2)カフェなどのお店にする
(3)オフィスにする
(4)イベントの場にする

倉庫はたくさんのものを収納できるように、壁があまりない構造で作られています。そのため、新たに壁を作ったり解体したりしやすく、自分好みの空間にしていくことができます。

理想通りの自宅にできますし、倉庫の打ちっぱなしの壁をおしゃれに活用してカフェにするといったリノベーションも可能です。
また、倉庫は比較的安く購入できますから、新規事業を始めた際の安価なオフィスにしたり、広々とした空間を活かしてイベント会場にしたりすることもできます。

倉庫のリノベーションにかかる費用

倉庫のリノベーションにかかる費用は、目的によって異なります。
まず、自宅やオフィスへリノベーションするならば大体500万円から2000万円程度は必要です。間取りを変えずに断熱などの工事のみとする場合には安く済みますし、間取りを大きく変えてこだわりを出すと高くなる傾向にあります。

カフェへのリノベーションも、自宅やオフィスへのリノベーションと値段はあまり変わりません。しかし、店舗経営に必要な調理器具といった特殊な設備を設ける場合は、その導入費用もかかってくる点を押さえておく必要があります。

また、倉庫の広々とした間取りを活かしてイベントスペースにする場合は、断熱工事や内装を少し変えるだけで済むので、500万円以下でのリノベーションも可能です。

倉庫のリノベーションのポイント

倉庫にはさまざまなリノベーション手段がありますが、リノベーションをする上で押さえておきたい以下のようなポイントも存在します。

(1)断熱材や耐震性の確認をする
(2)日差しの入る窓がきちんとあるかを確認する
(3)防犯や防音対策がきちんと取れるかを確認する
(4)下水や電気、ガスなどのインフラが整っているか確認する
(5)キッチンやトイレのスペースがあるかを確認する

倉庫はあくまで物を置くための空間として設計されているため、生活をしたり店舗を構えたりするために必要な設備がない可能性もあります。
断熱材がないために、冬は寒く、夏は暑くなることもあるほか、1981年以前に建てられた倉庫の場合には旧耐震基準が適用されており、耐震性に不安が残るため、その点についても注意しながらリノベーションを考えましょう。

窓の増設は倉庫の状態によっては不可能なこともあります。窓が増やせなかった場合のことを想定し、風通しがよく日光がたくさん入る窓が既にあるかを確認することも重要なポイントです。また、倉庫には防音の設備や防犯対策が取られていないものもありますから、居住するのならば対策が必要かをきちんと確認することが大切です。

さらに、カフェのような店舗を経営するならば、倉庫にはキッチンやトイレがない場合がほとんどのため、設置するスペースがあるか、そもそも設置可能かを押さえておかなくてはなりません。

倉庫はインフラが整っておらず、水道やガスが通っていないことが少なからずあります。
リノベーションのための費用だけでなく、インフラを整えるための費用が必要になることも押さえておきましょう。

まとめ

倉庫は、自宅やカフェなどさまざまな用途でリノベーションをしていくことができます。費用も、内装を変える程度ならば比較的安価でリノベーションが可能です。

倉庫のリノベーションにはインフラの面などで注意しなくてはならないポイントもありますが、それらの注意点を事前に押さえておけば、よりうまく倉庫を活用できます。しっかりと対策を練るべき点は対策をし、よりよく倉庫をリノベーションしましょう。

一般社団法人リノベーション協議会

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