リノベーションコラム

リノベ―ション成功の秘訣は壁とクロスにあり!

2018.09.25
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リノベーションを検討中なら、壁やクロスにこだわってみませんか?壁やクロス次第でお部屋のイメージが決まるからです。カラーや柄、質感によっても、塗装するのかクロス(壁紙)にするのかによっても、全く表情が違ってきます。そこで今回は、リノベーションを成功させる壁やクロスに関するポイントをご紹介します。選び方からおすすめの塗料やクロス、費用、注意点までまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

壁やクロスの選び方で部屋のイメージが大きく変わる

塗装のメリットとクロスのデメリット

壁を塗装すると、塗装ならではの質感と温かみが出る点が魅力です。代表的なのは、調湿性能が高いさらっとした珪藻土、シックハウス対策にもなるつるっとした漆喰、安全性に優れカラーバリエーションがとても豊富な水性塗料などがあります。

水性塗料は混ぜ合わせて調色することもできるので、思い通りの色やおしゃれな色にすることができます。また、汚れた場合は全体の張替えが必要なクロスと違い、塗装なら汚れた箇所だけ塗り直しができ、その際も廃材が出ないという点も魅力です。その他にも、塗るだけで黒板になる黒板塗料やマグネットウォールにできるマグネット塗料、ホワイトボードのようになるスケッチペイントなどがあり、遊び心溢れる自由な使い方ができます。

塗装のデメリットとクロスのメリット

壁の塗装リノベーションには、クロスよりも時間がかかります。半日~数日は必要で、全体が乾燥するまで触れずに待たなければなりません。塗装時の塗料の臭いが気になる場合は、換気をしっかり行いましょう。また、汚れや跡がつきやすいという特徴や、手間と材料費がかかり費用が高くなるというデメリットがあるので、塗装をする場所はよく検討しましょう。

部屋のイメージに合わせて色・質感・絵柄を選ぼう!

塗装、クロスのメリット・デメリットを踏まえた上で、色や絵柄を検討しましょう。例えば、明るく清潔な空間にしたい場合、白がおすすめです。太陽の光を反射し広々と見え、一番シンプルだからこそインテリアも映えます。

くつろいで過ごしたいリビングや子供部屋には、温かな空間をつくりだす黄色系やピンク系などの暖色系、ペールトーンのラベンダーやモスグリーンなどの淡い色がおすすめです。クールな雰囲気にしたい時や寝室などには、水色や少しダークなブルーグレーやオリーブグリーンなどを使うと、落ち着いた高級感のある空間になります。キッチンや洗面台、トイレ、クローゼットの中などの壁の面積が狭い場所では、思い切ってポップな色を使いアクセントにしたり、絵柄の入った個性的なクロスを取り入れてみたりして楽しんでも良いでしょう。

塗装なら、漆喰や珪藻土を使うことでヴィンテージ感が出せたり、リビングではつるっとした仕上がりに、廊下などではあえて塗り跡を残すなど場所ごとに変化をつけてもおしゃれです。

壁やクロスのリノベーションにかかる費用とは

壁の塗装を業者に依頼した場合、塗装にかかる費用は1㎡につき1,000円程度で、黒板塗料などの特殊な塗料になるともっと高額になります。クロスを貼る場合は、1㎡につき700円〜1,000円程度です。また大型の家具などを移動する際に、作業料金がかかったり、クロスの廃材処分費などがプラスされたりする場合もあります。

壁の状態などによっても費用が変わるので、まずは業者から見積もりを取り、納得した上で依頼しましょう。

壁やクロスのリノベーションの際の注意点

壁やクロスをリノベーションすると、エアコンや照明器具など備え付けのものが色褪せて見えたり、もともと持っていた家具に合わなかったというケースもあります。壁やクロスをリノベーションする際は、家電や家具などを含めて全体を考え、新調することも検討しましょう。

壁の面積の違いで、色の見え方も変わってきます。できる限りショールームなどで実際の色を確認することをおすすめします。サンプルをチェックする場合は大きめのサンプルで色を確認し、実際に壁に当てて見るとイメージが湧きやすいです。郵送してくれる業者もあるので有効に利用しましょう。

まとめ

壁の色や絵柄、質感によって部屋のイメージがガラリと変わります。塗装もクロスもそれぞれのメリットとデメリットがあるので、リノベーションする部屋に合わせて検討してみてください。塗装とクロスを組み合わせたり、遊び心を取り入れたり、体にやさしい素材でできたものを選ぶなど、自分らしさや家族のことを考えた心地よい空間をつくってください。

一般社団法人リノベーション協議会

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