時空を旅する洋館

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施工金額 6,000万円(税込)
物件種別 戸建
リノベーション形態 その他
リノベーション内容 家全体,耐震補強,断熱改修,その他
居住人数 1人
家族構成 一人暮らし
築年数 102年
エリア 関西
面積 140.46㎡
施工期間 移築含め2年
構造 木造

間取り

Before移築前

After6DK+2SR

大学教授であられた施主様は、ヨーロッパ文化の研究を続ける中、ハーフティンバー様式の木造建築への憧れが募り、退任後のセカンドライフでは「歴史ある洋館に住みたい」というロマンを持つようになった。そしてついに出会えた憧れの洋館!それは東京に建つ大正時代の洋館。ハーフティンバー様式の外観に一目惚れしたものの、外も内も老朽化が激しく、居住する神戸に移築できるのか?その価値はあるのか?夢も不安もいっぱいの状況で、弊社の古民家再生と伝統構法の経験に期待してくださったのが、この移築リノベーションの始まりだった。調査を進めた結果、米国カスケード山脈の材がヨーロッパに渡って建てられた洋館が、大正時代に日本へと輸入され、内部を和洋折衷にアレンジして建築されたことが判明。時空を旅してきたこの洋館のロマンある物語に、施主様は移築を決心された。

100年以上前から、時空を旅してきた歴史ある洋館とともに、セカンドライフを送りたい。この移築リノベーションは、たったひとりの個人(施主様)の情熱から始まった。私たちは、施主様の憧れと情熱をカタチにする為、解体移築でのリノベーションと減築を提案した。建築を読み解いていくと見えてきたのは「残したいもの」と「変えたいもの」。木造建築「ハーフティンバー様式」の外観。風格ある玄関まわり。洋館特有のサンルーム2つ。大正ロマンを感じさせる木製の格子窓と建具たち。これらを残し、現存する材を出来る限り使いながら、洋館の価値を蘇らせた。梁・柱・建具は番付けして移築。瓦も再利用。内部は和洋折衷を払拭し、礼拝堂を設え、異人館のような西洋式へ。加えて、木製格子窓の内側にはアルミ製サッシを取り付け、寒さを解消。水回りも充実させた。施主様の情熱は、困難を可能にし、夢を叶え、洋館は移築した神戸郊外のシンボル的存在となった。そして施主様は今、時空を旅する洋館とともに心の旅を続けている。
移築リノベーションは、建物の延命、土地の有効活用といったメリットだけでなく、環境の面でも価値ある建物を手に入れることができる。全てを残せないから、全てを捨てるのではなく、残したいものを残していく。素材や構法、様式等、洋館のDNAを受け継いだこの移築リノベーションは、未来へ継承されるリノベーションの姿として、今後発展していくだろう。

⼿掛けたリノベーション会社

株式会社河原工房

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所在地 〒569-1142 大阪府高槻市宮田町2-1-29サンワビル102号
対応エリア 大阪府・兵庫県
連絡先 0120-36-1031

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